心理学者バリーシュワルツによる「選択のパラドクックス」はご存じですか?
選択肢が多すぎると選ぶのが難しくなり、選んだ後も「他の方が良かったのではないか」と後悔したり、選択肢が多いことで選択する際により多くの時間が必要となり、貴重な時間の消費がまた満足度を下げてしまいます。
つまり選択のパラドックスとは、現代の自由主義社会においては、選択肢が多いほど不幸を感じやすくなるという心理作用を言います。
バリーシュワルツ先生による有名な「ジャム実験」があります。

24種類のジャムを並べた時と6種類のジャムを並べた時を比較すると、6種類のジャムを並べた時の方がよく売れたという実験です。
この実験から
- 選択肢の種類が多すぎると迷いやすい
- 多すぎると選ぶことを止めてしまう
という事が分かりました。
何が言いたいかというと、ペン字通信講座も同じ事が言えるのではないだろうかという事です。
Googleでペン字通信講座を検索してみてると、山ほどの検索結果が出て来ませんか?
講座が多すぎてどれが良いのかさっぱり分からん!とあきらめてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、これからペン字通信講座を受講したいとお考えの方に、「押さえるべきたった3つのポイント~失敗しないペン字通信講座の選び方」で紹介したポイントに基づいて、選択しやすい5講座を厳選しました。

初心者向けペン字通信講座~費用と期間比較ざっくりまとめ
講座名 | 費用 (一括) | 費用 (分割) | 受講期間 (最長) | 添削回数 |
---|---|---|---|---|
日ペンのボールペン習字講座
![]() | 31,680 | 2160×1回 1980×16回 計32586円 | 6ヶ月 (12ヶ月) | 12回 |
ユーキャンの実用ボールペン字講座
![]() | 31,680 | 1980×16回 計31680円 | 6ヶ月 (12ヶ月) | 10回 |
ヒューマンの通信講座*たのまな『ペン字』
![]() | 29,000 | クレカのみ 回数は会社による | 6ヶ月 (12ヶ月) | 12回 |
55段階ボールペン字講座(四谷学院) | 29,000 | 2600×12回 計31200円 | 3ヶ月 (12ヶ月) | 18回 |
文化ペン字講座(代々木文化学園) | 16,800 | 不可 | 無期限 | 3回~ |
- 講座名をクリックすると公式サイトに飛びます
- 各講座とも資料請求は無料です
ペン字通信講座 各社ステップアップ講座まとめ
講座名 | ステップアップ講座 |
---|---|
日ペンのボールペン習字講座
![]() | 競書誌「ペンの光」購読 |
ユーキャンの実用ボールペン字講座
![]() | 楽しいボールペン字講座(基礎をしっかり丁寧に) つづけ字講座(行書) |
ヒューマンの通信講座*たのまな『ペン字』
![]() | ペン字は無し 他社の競書などに移行する 賞状技法士養成講座はあり |
55段階ボールペン字講座(四谷学院) | 競書誌「書蒼」の購読 |
文化ペン字講座(代々木文化学園) | 添削券を購入すればいつでも添削可能(永久会員) 全国の実教室に通って継続も可能 |
ペン字通信講座 各社の特徴とおすすめポイント
がくぶん(日ペン) ボールペン習字講座

引用元: 日ペンのボールペン習字講座


何はともあれ日ペン。
昔からずっと漫画雑誌にいつも居てくれる日ペンの美子ちゃんです。
数多あるボールペン字通信講座の中で、基礎練習に最も重きをおいていると思います。
ペン字の基本ルールを徹底的に練習させてもらえます。
さらに、行書の練習も理論的にまとめられています。
なぜ基礎練習にたっぷり費やせるかというと、その後はステップアップ講座としての競書誌「ペンの光」でしっかり勉強が継続できるシステムになっているからだと思います。
歴史もあり内容はもちろん充実、初心者の方が始めるのに一番おすすめしたい通信講座です。
何より字体が美しい。
ペン字通信講座やペン字のテキストを色々見ていると、大人の事情など色々あるとは思うのですが、イマイチな字体が初心者の為のテキストとして世に出ている現実は否めません。
が、日ペンは美しい字体であることは間違いないと思います。
\無料資料請求はこちら /
ユーキャン



大手通信講座という安心感がとても大きいユーキャン。字体もきれいです。
内容は基礎練習から始まりますが、日ペンよりも進むのが若干速いかなという印象です。
(じっくりしっかり基礎をかためたい方には「楽しいボールペン字講座」の方が良いのかも・・・)
が、進むのが速い分、内容がとても充実しています。
全くの初心者が始めると進むペースが速いかなと感じるかもしれませんが、もっとたくさんの内容を勉強してみたいという方にはおすすめです。
\無料資料請求はこちら /
ヒューマンアカデミーたのまな


ヒューマンも大手の通信講座として安心感があります。
字体は仮名寄りの大人の字という雰囲気です。
ステップアップ講座が無いので、実用ボールペン字講座を修了したのちも継続して勉強したい場合、他社の競書などに移行するしか方法がありません。
ボールペン字講座ではありませんが、賞状技法士養成講座は設けられています。
\無料資料請求はこちら /
四谷学院通信講座「55段階ボールペン字講座」

添削回数が18回もあります。
添削期間は3か月ですので(12か月まで延長可能)、極端な話1か月に6回も添削してもらえる計算になります。
四谷学院の講座のポイントはカタカナから学ぶという事でしょう。
どの通信講座もひらがなから始めますが、基本点画を学ぶにはカタカナから始めるのが合理的な感じがします。
またDVDで視覚的に勉強するのがメインになる講座ですので、初学者にとって理解しやすい内容だと思います。
\無料資料請求はこちら /
文化ペン字講座(代々木文化学園)

「文化ペン字講座」最大の特徴は、一度教材を購入すれば永久会員になるという事です。
途中何年休んでも、いつでも簡単な手続きで取得した段位や資格もそのまま講座を再開できるというシステム。
なかなか珍しい形態ですよね。
入会した際に添削券が3枚ついてきますが、それ以上に添削してもらいたい場合は、添削券(3枚1組900円 送料別)を別途購入します。
お手軽なお値段で気軽に始められるコスパの良い通信講座です。
文化ペン字講座を運営している代々木文化学園の母体は、文化書道学会という書道団体です。
私は幼稚園から中学を卒業するまで文化書道学会の教室に通っていたので、私が書く文字の基礎はこちらの文字に近いと思います。
母体が書道団体ということもあり、ペン字講座でペン字をもっと深く勉強したい、何なら書道も始めてみたい!と思った時に全国各地に教室があるのが強みです。
\無料資料請求はこちら /
まとめ
リーズナブルに学べ内容も充実しているパイロットのペン習字講座もありますが、2022年1月現在新規受付を停止中です。
2022年4月にリニューアルして新規募集されるようなので、またそのころにチェックしてみたいと思います。
以上、通信講座を探していらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。
また私も「教材・添削サービス付きひらがなの集中講座」を開いておりますので、興味がございましたら是非のぞいて見てください。よろしくお願いいたします!
ココナラはこちら
ココナラ 書道講師はなの「ひらがな集中講座」


BASEでもショップ開いています
