こんにちは。はなです!
今日は筆の持ち方の解説です。
筆の持ち方によって線質が大きく変わる事もあるので、実は書道を学ぶのにとても重要なポイントです。
正しい筆の持ち方だと筆を扱いやすくなりスムーズ動かすことができます。
その結果「線質」が良くなりますので大切ですよね。
これまでたくさんの書道家が研究を重ねてきた結果、筆の持ち方はたくさんありますが、一般的な持ち方は2種類です。
それが、
「単鉤法(たんこうほう)」と「双鉤法(そうこうほう)です
Contents
①単鉤法(たんこうほう)=1本がけ
親指と人差し指の2本でまず筆を持ち、そして中指を添えて支える持ち方を「単鉤法(たんこうほう)」、別名「1本がけ」と言います。
単鉤法(たんこうほう)のポイント
- 鉛筆やペンを持つ時の持ち方とほぼ同じで、細字を書く時にはこちらの方がおすすめ
- ②の双鉤法(そうこうほう)よりも筆の動きを活発にできます
- 子供さんや初心者など筆が安定しづらい場合は、②の双鉤法(そうこうほう)がおすすめ
②双鉤法(そうこうほう)=2本がけ
親指と人差し指と中指の3本で筆を持ち、そして薬指を添えて支える持ち方を「双鉤法(そうこうほう)」、別名「2本がけ」と言います。
筆の根本から3分の1程度の高さの所に親指を置いて、手のひらを丸くして中にすきまを作るといい感じです。
双鉤法(そうこうほう)のポイント
- 初心者や子供さん、筆が安定しづらい方におすすめ
- 最も一般的な筆の持ち方で、書道教室に通い始めた時や小学校のかきかたの授業で教えられる持ち方
- 筆を安定して持てるため、大きい字を書くときに適している
まとめ
今日は筆の持ち方の解説でした。
基本は大切ですので、正しい持ち方で筆を使えるようにしましょうね~。
では(^^)/
▼あかしやさんの千字文3号を教室の指導の際に使用しています。
1000円未満で買える筆なのにとても扱いやすいので初心者さんにおすすめのシリーズ。
千字文3号は軸が細いですが太い商品もありますよ。
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