こちらの記事はこんな方にオススメです

✔ 鉛筆で書写をしたいけどオススメの鉛筆を知りたい
✔ 三菱鉛筆のユニシリーズってどう違うの?
小学生の頃よく使った鉛筆。
私の書道教室でも小学生の硬筆は鉛筆を使用しています。
2Bより濃いものを使用するようには指導していますが、生徒さんはサンリオなどの可愛いキャラクター物の鉛筆を持参。
でもね、鉛筆って書き心地の違いは想像以上です。
同じ2Bでもメーカーによっては書きにくかったり薄かったりで、使用感はバラバラ。
私が普段愛用しているのは三菱鉛筆のユニ(uni)シリーズです。
硬筆の勉強にもぜひおすすめしたい安定の品質の三菱ユニ。
でもユニシリーズって数種類あって、硬筆にはどれを使えば良いのかなと悩む方もいらっしゃると思います。
今日は三菱鉛筆ユニシリーズ三兄弟+1をざっくり比較しながら紹介します。
三菱鉛筆とは?
三菱鉛筆株式会社(みつびしえんぴつ)は、日本の文房具製造会社である。鉛筆、シャープペンシル、ボールペン、サインペンなどを製造・販売する。三菱鉛筆の三菱マークは三菱財閥より先に商標登録しており、三菱鉛筆は三菱グループ企業ではない。
引用元:Wikipedia三菱鉛筆
うそん。
三菱鉛筆はてっきり三菱グループだと思い込んでました。
三菱鉛筆ユニシリーズ三兄弟+1をご紹介


長男「ユニ(uni)」
1958年(昭和33年)に発売されたユニ。
芯の粒子を細かくすることで製図からデッサンまで幅広く使用できる品質を目指して生み出された高級鉛筆のパイオニア。
硬度のバリエーションは、6B/5B/4B/3B/2B/B/HB/F/H/2H/3H/4H/5H/6H/7H/8H/9Hの17種類が発売されています。(※)
次男「ハイユニ(Hi-uni)」
1966年(昭和41年)に発売された三菱鉛筆のハイエンドブランド「ハイユニ」。
鉛筆界の出木杉くんですね。
大小の粒子を混合攪拌して作られたハイユニの芯は、書き味が超絶滑らかで芯の摩耗も非常に少ないです。
発売当時の価格が1本100円という驚愕の高級鉛筆です。
Hi-uniの硬度バリエーションは、10Hから10Bまでの22種類がそろっています。すご。(※)
三男「ユニスター(uni★star)」
1975年(昭和50年)発売されたユニスターは、お手軽価格なのにuniに近い書き味が特徴。
硬度のバリエーションは 4B/3B/2B/B/HB/H/2Hの7種類。(※)
+1従弟 「ユニ 硬筆書写用鉛筆」
新しく登場した黒芯ユニ「ユニ 硬筆書写用鉛筆」。
従来の鉛筆芯よりも太く(従来品 HB2.05㎜のところ、硬筆書写用4.0㎜)書いたときの摩擦が少なくなるよう工夫されています。
削り方によって太さの曲線が自由に表現でき、「トメ・ハネ・ハライ」など筆タッチでも表現できるので、本格的な書写にぴったりです。
六角タイプと三角タイプがあり、三角タイプは正しい持ち方に矯正できるスグレモノです。
(※)鉛筆に付いているH、B、Fは芯の濃さと硬さを表すもの


三菱鉛筆ユニシリーズを比較してみる




左からユニスター、ユニ、ハイユニ。ユニスターの芯が少し細めです。
ちなみに硬筆書写用は直径4ミリなのでかなり太いです。




ユニスターB、ユニ4B、ハイユニ4B、硬筆書写用4Bの書き具合を比較してみます。
手持ちのユニスターがBしかなかったので「比較するのはおかしいだろ!」と突っ込まれそうですが、このまま進めます。




書きやすさから言うと絶対的に「ハイユニ」だと思います。
さすがのハイエンド鉛筆の書き心地です。
ひっかかもなくスラスラとなめらかに真っ黒に書け、線質の表現もしやすいです。
真っ黒度合いから言うと硬筆書写用は圧倒的の黒さ!
芯も太く表現しやすいですが、慣れない人には逆に扱いにくいかもしれないな、とちょっぴり思いました。
書写をやっていらっしゃる方には全力でオススメします。
でもこの高級鉛筆を書写をやっていない方や子供さんに使わせるとなると、うーん・・・って感じ。
逆にユニあたりが扱いやすくてよいのでは?と思ってしまう。
この書写用鉛筆は六角と三角の2種類が販売されていますが、三角は嫌が応にも正しい持ち方をさせられる矯正鉛筆なので、これから正しい持ち方を学ぼう、もしくは正しい持ち方に直したいという方にはオススメです。
まとめ
国産メーカーも海外メーカーも鉛筆の種類はたくさんありますね。
1本数百円する高級品も簡単に手に入ります。
ですが、三菱鉛筆はお値段お手頃で安定安心。
書き心地も満足度がかなり高いので、書道教室でも子供さん達には三菱を薦めています。
今日は私の大好きな三菱鉛筆のユニシリーズの紹介でした。
では(^^)/
高級鉛筆「BLACKWING」もおすすめです













